UJ5(UJ‑Macro5)|ドル円ドライバー複合指数
UJ5は、ドル円(USD/JPY)の主要ドライバーをひとつに束ね、
「今、円安/円高どちらにバイアスがあるか」を一目で判断できるよう設計した複合指数です。
トレードの直感と検証をつなぐ基準線としてお使いください。
UJ5とは?(要約)
UJ5 = USDJPY Drivers Composite。
ドル円を動かしやすい5つの因子を、統一スケールに正規化・平滑化し、重み付け平均で合成した指数です。
ゼロを基点に、0より大きい=円安バイアス、0より小さい=円高バイアスの傾向を示します。
- 日米2年利回り差(US02Y−JP02Y)
- 日米10年利回り差(US10Y−JP10Y)
- 実質金利(US10y TIPS − JP10y JGBi またはUS TIPS)
- FF先物/OIS(インプライド金利などの差分)
- DXY(ドルインデックス)
合成ロジック(概要)
- 各因子をレベルまたは変化(差分)に変換
- zスコア化→EMA平滑化→重み付け平均
- 欠損因子は自動除外し、残りの重みを再正規化
- オプション:0–100スコアへ再スケール
- 解釈:
UJ5 > 0=円安バイアス、UJ5 < 0=円高バイアス
初期ウェイト(例・短期スキャル向け):2年差0.40/10年差0.10/実質0.15/FF/OIS0.25/DXY0.10。
相場つきや用途に応じて見直します。
ラインアップ
UJ5(スタンダード)
5因子すべてを対象。ファンダメンタル要因の総合バイアスを可視化します。中短期の判断に。
UJ5‑3(先物・高速版)
更新が遅い因子(例:実質金利・OIS)を除外し、秒足スキャルに最適化。TradingViewの秒足戦略や自動化の補助指標として。
使い方(TradingView / API)
- TradingView:UJ5をサブチャートに配置し、ゼロラインの上下・傾き・色分けでエントリー/エグジットの補助に。
- API:社内ツールや自動化に統合。重み・平滑設定のA/Bテストにも。
- ワークフロー:経済イベント前後の「瞬間のバイアス変化」→騙し/正当化の見極め→リスクリミット管理。
導入や技術要件は、お問い合わせフォームまたは公式LINEからご相談ください。
ユースケース
- 秒〜分スキャル:ゼロ付近の反転/貫通をトリガとして活用。
- 短期デイトレ:指標・要人発言時に「ファンダに裏づけがある動きか」を素早く判定。
- 中期:金利差の再拡大/縮小局面でのフォローやアラートに。
よくある質問
Q. 指数はどのくらいの頻度で更新されますか?
設計上は、利用データの更新頻度に依存します。
UJ5‑3(高速版)は先物等を中心に秒レベルの更新を想定しています。
Q. 重みや平滑パラメータは変更できますか?
はい。バックテスト結果に応じて調整・最適化できます(初期値は短期スキャル向け)。
Q. どのプラットフォームで使えますか?
主にTradingViewとAPI連携を想定しています。
詳細はお問い合わせください。
Q. 投資助言に当たりますか?
本指数は情報提供を目的とした市場理解の補助ツールです。
投資判断はご自身の責任で行ってください(当社は投資助言を行いません)。
Q. 商用利用/社内展開は可能ですか?
可能です。ご利用範囲・席数・用途に応じて条件が変わります。
まずはお問い合わせください。